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2019/07/22

成長期の骨が弱くなっている?増加する子どものロコモティブシンドローム

骨折のリスクが高いのは、骨密度の低くなった高齢者特有のものだと考えられがちで、子どもが骨折したと聞いても、運動中の骨折が多いことから「元気で活発な証拠!」などと思われることが多かったのですが、最近では転んだ拍子に足首を骨折や、跳び箱で両手首を骨折など、ちょっとしたことで子どもが骨折したという話をよく聞きます。
実際に、独立行政法人日本スポーツ振興センターの「学校の管理下の災害-基本統計―」によると、子どもの骨折発生件数は20年前に比べると役1.4倍に増えていることが分かります。

子どもの骨折が増加中、その原因は?

骨折は、主に子ども時代と高齢期に発症することが多いのですが、高齢期の骨折は要介護状態の原因になる等、深刻な影響を与えることが多いとされています。加齢とともに骨や関節、筋肉などの機能が低下し、立ったり歩いたりなどの運動が困難になることをロコモティブシンドローム(通称ロコモ)と呼び、予防のためには成長期の栄養摂取や運動習慣がとても重要だとされています。
ところが、子どものころから骨を強くしておくことがロコモを防ぐために必要だと考えられているにも関わらず、上記のように、子どもの骨折は年々増えています。この背景の1つは「外遊びの減少」ではないでしょうか。ひと昔前は放課後や休日などの外遊びが当たり前でしたが、近年はゲームなどの室内遊びや塾、習い事などにより外遊びをする機会が減少傾向にあるようです。
成長期の骨を丈夫にするためには、適度な運動が必要なのですが外遊びの減少により、日常の運動量が不足し骨が弱くなってきているのではないでしょうか。
もう1つの背景は「食生活」の変化だと考えられます。朝食を食べない、おやつの食べ過ぎ、ジュースなどによる糖分の過剰摂取などは、栄養バランスの偏りに繋がり、骨を作るのに必要なカルシウム不足をもたらします。

成長期の骨を強くするには?

先にお伝えした通り、成長期の骨を強くするためには適度な運動と、バランスの良い食事が必要だと言われていますが、好き嫌いが多い子どもにバランスよく食べてもらうのはとても大変です。
また、骨の材料となるカルシウムの重要性は皆さん良くご存じですが、「カルシウム」を骨に吸着させやすくする「ビタミンD」などについての認知はまだまだ低いままです。
ライフスタイルの変化で仕事に家事にと、忙しいママやパパが多い中、それらの栄養素が入った栄養機能食品などで足りない分を補ってあげてはいかがでしょうか。

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